柔道整復師、鍼灸師、歯科衛生士の国家資格取得なら、福島医療専門学校(福島医専)

わたる風

東洋医学と西洋医学を統合した「統合医療」。それは体全体を診て不調を根底から治す、仙台りはすの院長・千葉道哉さんが進める医療の形です。鍼灸院を経営しながらセミナーを行う千葉さんを「わたる風」としてご紹介します。

プロフィール

ちばみちや鍼灸院 仙台りはす 院長・千葉 道哉さん

仙台市内で2014年に開院した鍼灸院の院長を勤めるかたわら、統合医療に関するセミナーを全国で開催している。特に臨床現場で悩む理学療法士から呼び声が高い。
http://michiyachiba.wix.com/sendairihasu/

風のしるべ
突破口は東洋医学にあり

柔道で負ったケガのリハビリ体験がきっかけで、理学療法士の道を志した千葉さん。しかし思うような結果を出せずに悩んでいたところ、肩が痛い人に対して、足や腹部を触る鍼灸師の治療に刺激を受けます。西洋医学で打破できずにいた突破口を、鍼灸師という東洋医学に見い出し、自身の可能性を賭ける決心をしました。

風のしるべ
学ぶ喜び、実現する喜び

昼間は理学療法士の勤務を続けるため、福島医療専門学校鍼灸科の夜間部に入学。勤務先の奨学金を活用し、フルタイムで働きながら学ぶハードな3年間でしたが、前向きな千葉さんにとっては大きな喜びでした。東洋医学を学ぶことは、将来必ずプラスになるという希望にしっかりと支えられていたからです。そこには、社会人となった今も交流を続けている、心強いクラスメートとの出会いもありました。

国家資格を取得し、鍼灸師として治療をする中で、患者さんの体が一気に変わるという新たな喜びを知った千葉さん。それは理学療法士として体験してきたレベルを超えていました。学びの成果を実証してくれる患者さんの笑顔が嬉しくて「早く治療院に行きたい!」と思えるほど、いきいきと治療に臨むようになりました。

風のしるべ
統合医療の先駆けになる

そんな折、リハビリ業界で働く知人から、東洋医学とリハビリテーションに関するセミナーの依頼を受けました。回復の手応えを得られないまま、結果を求められるプレッシャーを受け、悩みを抱えながら働いている人々が、次々に千葉さんを頼ってくるようになったのです。内臓や精神の状態すらも体の不調と無縁ではなく、広く深く患者さんを診る視点を持つことを勧める千葉さん。最初は数人だった参加者も口コミで広がり、同時に再参加を申し込む人も増えていきました。

参加者の中には、患者さんとの信頼関係を強くし、徐々に結果が出て施術に自信を持てるようになった方が多くいます。そんな声が千葉さんの喜びとなり、励みとなって、参加者の事後報告や相談まで、きめ細やかなフォローを忘れることはありません。働く人も患者さんも笑顔になれるよう、統合医療をさらに広めていくという目標に向かって、たくさんの人と出会い、力を尽くす日々を送っています。

受講者同士で確認しあいながらのセミナー。実感を伴うことや、千葉さんが親しみやすく質問に対処してくれると好評を博している。

風の通り道

高校卒業

山形医療技術専門学校 理学療法学科(4年)

病院勤務(7年)

福島医療専門学校夜間部在学 病院で朝から夕方まで勤務(3年)

病院勤務(4年)

ちばみちや鍼灸院 仙台りはす 開業

風を慕うひと

1年ほど前に行われたセラピストのシンポジウムが知り合ったきっかけです。局所的にしか見られない西洋医学と、体全体を診る東洋医学を織り交ぜて、分かりやすく教えてくださいます。この人だったら何とかしてくれる!って思えるほど、臨床での悩みを解決に導く頼もしい存在で、本当に尊敬しているんです。今でも全国各地を飛び回っている先生ですが、日本だけでなく世界に通用するような治療家になってほしいと願っています。(理学療法士・兼子さん)

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